帰宅中途の電車にてずうとプレイしていた「逆転裁判3GBA」もようやくエンディングを迎え、とゆうか3の最後はなあ、なんつーかなあ、ちょっとなあ、被ってる部分がなあ、とかプレイした人には分かって貰えると思われるそうゆった不燃焼感を感じつつも、なんだかんだ言って良く出来たゲームだと思いましたよ。取り合えずこれの新作の為にDSLite買おうと思いますし。とにもかくにも、これで昨年末から続いていた逆転裁判ライフも終焉を迎え、ぼくは一体これから帰宅中途何をして過ごせば良いのであろう、と考えるもなにも積んである文庫本が二十冊くらいになってるのでこれ消化しましょうそうしましょう、と一番上に積んであるのを手に取り勤労に出立したところ、その中身は果たして「五郎治殿御始末@浅田次郎」であり、それと分かった瞬間には思わず額をピシャリと叩き、はたーと呟いたのであった。
然るに本作品は幕末の、時代の流れや世間の変化に素直に身を任せることの出来なかった侍達の話であり、とゆうかそもそも浅田次郎の時代物にハズレ無しとゆうか、大概においてぽろぽろ泣かされるのでありまして、そんなんを不特定多数が乗り込む電車内にて読んでしまった場合、一人無精髭生やした目付きの悪い三十路過ぎのおっさんがぐずっているのを、世間様は見て見ぬ振りをしてくれるのだろうか、自分の周囲に空間が出来るのはまだ良いとして、不審者扱いされ車掌さんに通報されてしまうのではないだろうか、そもそれ以前に今朝の通勤中途で自分が座席に座った瞬間隣の女性が少し離れた席に座り直したのはその予兆と言えないだろうか。とかはもう被害妄想バリバリてやつですかそうですか。妄想ではなくて事実ですかそうですか。世間は厳しいですね。
結局のところはそうゆう事実はあまり気にしない人なので、電車乗った瞬間に早速読み始めたりばな、二つ目の短編「函館証文」で早くもおめめ真っ赤になった。鼻をすすらなかったのは、自分で自分を誉めてあげたいですまる